信栄商事の紺野です。
僕のオートバイはカワサキ650RSW3、通称ダブサンです。
もうかれこれ27年の付き合いです(バイク歴は40年)。
これを読んで頂いている方の中には、なんでそんなに長くオートバイに乗っているのか、飽きないのか、不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。バイクに乗り始めた人も何年かすると夏は暑いし、冬は寒いしやっぱり車がいいねとバイクをやめる人、事故にあってバイクは危ないとバイクをおりる人等色々なケースがあると思います。そこで今日はその疑問にお答えしましょう。
一つはダブサンの魅力です。シンプルなこれぞオートバイというデザイン、2つのキャプトンマフラーが奏でる排気音、2,000回転も回せば十分快適に走れるトルクフルなエンジン、長く乗っていても疲れない乗車姿勢等魅力十分です。あと耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが「人馬一体」感です。走っている時ハンドル、ステップ、シートから伝わる振動、排気音がまろやかか、そうでないか、音は歯切れ良いか、アイドリング時のタコメーターの針の位置、振れ具合等様々な情報が私に伝わりダブサンのその日の体調が分かり僕の体と同化するのです。
もう一つは、下手をしたら死ぬかもしれないという緊張感です。もちろんバイクは楽しい乗り物です。しかし車と違い囲いがありませんから事故にあったり、転倒すれば即ケガにつながります。また路面の凹凸等情報収集も車より神経を使います。車が大丈夫でも、バイクだと転倒ということもあります。また前後の車との車間距離、特にサイドの車や後方の車との位置情報は車に乗っている時より注意が必要です。つまり、バイクに乗るということは、ある意味真剣勝負、ごまかせない時間で僕はこの時間が好きです。
おーっと、いけない、もうこんな時間だ、今日はこの辺で、またお会いしましょう。



